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グル・コラ(グルメに関するコラム集)

フィッシュ アンド チップス   「ルポ・KAUGAI 2003/09/13」より
 夕べのミュージックステーションで、「矢井田瞳」が長いロンドン生活について語っていた。「イギリスに旨いものは無し」と。するとタモリが突っ込んだ。「”フィッシュ&チップス”があるじゃない」と。確かに、古い歴史のイギリス王国に名物料理は存在しない。強いて挙げれば、この「フィッシュ&チップス」くらいなものである。私にはイギリス訪問の経験はないが、オーストラリアは英国の影響が強い文化の国だから、食の文化もほぼ同じ。。お隣ニュージーランドも同様である。
 このあとの矢井田の一言がいけなかった。「自分好みにマヨネーズや鰹節」を持参している」と。フィッシュ&チップスは白身魚の天ぷらとフライドポテトのコンビ食。因みに「フライドポテト」はフランス的な言い方だったかな? 英国やイギリスでは「tips」でフライドポテトが出てくる。ギザギザのカットの冷凍モノであるが。
 「フィッシュ&チップス」は注文の際、少し面倒くさい。人それぞれに好みが違うから。魚の種類は店主のお任せとしても、まず初めに「crumb(パン粉)」か「batter(天ぷら式)」かで、衣の種類を問われる。因みにパンに塗るバターは「butter」、発音が違う。
 次に聞かれるのが、調味料の種類。塩、コショウが基本であるが、その後に塩の種類で「ticken solt・鶏ガラ塩」はどうかと勧められる。最後はレモンの有無。フルーツ天国・オーストラリアでは1人前のフィッシュ&チップスにレモン半個が常識、お願いすれば、まる1つ付けてくれた。これらを無造作に新聞紙大の紙にくるんで出来上がり。注文から揚げ上がりまで約5分の待ち時間。ポテトが日本でいえばライスにあたる主食なので、日本人にとって「フィッシュ&チップス」はかなり脂っこくて胃がもたれる。体のデカいオージーたちは、これでは足りないので、更にチップスを追加でオーダーする。
 私の好みは、塩、コショウのみにレモンをぶっかけるモノ。これだとサッパリして、それほど胃もたれの被害は少ない。一度、醤油をたらして食したことがあったが、これでは日本の天ぷらだった。
 オーストラリアでは週に2回は「フィッシュ&チップス」を食べた。一人前約300円くらい。海沿いの公園のテーブルでよく食べたものである。カモメや鷺が寄ってきて、ポテトを恵んでやる。あまり大袈裟にやると、付近の鳥が全部集まってきて、隣のテーブルの人に迷惑となる。




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