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テーマを絞った随筆(エッセイ)集です
砂の器 再び 2004/04/11
 実は前回の同タイトル「砂の器」(2004/03/28)をもって、この件に関するコラムは終了す ると宣言した。ところが今日、幸運にも初回映画化されたバージョンのビデオを借りること ができて、視聴した。内容は、これまで私が批判し続けてきたこのテーマに関する映画・ド ラマの欠点を見事に覆すものだった。
 原作通りの殺人動機。よって、冒頭から結末までがスッキリと筋が通っている。中でも、 見どころは1時間以上に渡るエンディングの回想シーンである。これがセリフ無しで永遠と 流れる。感動で涙が止まらない。
 戦争ネタを除いて、これほど社会の問題を浮き彫りにしたテーマの感動ドラマはあるま い。
 この「砂の器」を体験したい方は、原作本を読む以外に、放映終了したばかりのドラマを 含め、3本の映画化・ドラマ化が過去にされている。しかし、回を重ねるごとに、本来のテ ーマから遠く離れていく傾向にある。丹波哲朗・加藤剛・森田健作主演の初回作がお勧め なことは言うまでもない。




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